福島高校生フェスティバル(10/29〜10/30)
- Kyoso Sankaku
- 2022年11月8日
- 読了時間: 4分
筆者:緩詰千馬(KSTNリサーチフェロー)

10月29日(土)
福島高校生フェスティバル2022 1日目に参加しました。ブース展示は「高校生ブース」「福島市の魅力コーナー」「フォトスポット」「未来の福島ってどんな福島?」「福島市・高校生アートギャラリー」に分かれて来訪者と交流していました。未来の福島ってどんな福島?では「子育て」や「国際化」がキーワードにあげられる一方で、「福島に芸術を」や「街中に温泉が欲しい」というような声も上がっていましたが、どの付箋からも地域愛が感じられました。
フォトスポットでは、福島のりんごと桃の写真を使って「某国民的アニメのエンディング」のような写真を撮ることができ、訪れた人が楽しく写真を撮っていました。途中に訪れた福島市市長も高校生と写真を撮りながら交流を楽しんでいるようでした。 ブースが混在していたおかげで、高齢の方から福島の歴史を聞いている人がいたり、親子連れが写真をとっていたりというたくさんの世代が同時に存在し、またときには交流するといった対面のイベントならではの化学反応が多くみられました。ステージ発表は、福島の高校にちなんだクイズが出題される「高校生クイズ」が午後から始まり、その後もチアダンスやバンド等の発表が続きました。
途中機材トラブルでスケジュールが遅れる等のハプニングはあったものの、高校生スタッフ・大学生スタッフ・アオウゼの職員さんが連携し会場を移す等臨機応変に対応しなんとか1日目を終えることができました。高校生はスケジュール通りに進行することやチラシを配って呼びかけても断られるなど、人を巻き込むことの難しさを体験していましたが、参加した人からの楽しかったです!やありがとうといった生の声を直に聞くことができ難しさと同時に達成感や人の温かみも感じていたようでした。
(高校生はと書きましたが、僕もチラシ配りや受付をしていて大変だな〜と感じる一方で、最初は曇っていた顔が参加してみて明るくなる様子を見てとても嬉しくなりました。)たくさん課題や改善点はあったかもしれませんが、高校生が1日最後まで折れずに完走したこと、そしてそれに協力する環境があることが福島のかけがえのない財産のように思います。
10月30日(日)
今日も福島高校生フェスティバルに参加しました。
今日は昨日よりも早い時間に会場にいたので準備から入ることが出来ました。
昨日参加してみて、ブース会場が全体的に散らばっており、人が参加しづらい圧を少し感じていたので床に養生テープで矢印を作りました。
アイデア自体はすぐ思い浮かんだのですが、あくまでも主体は高校生なので「会場なんとなく人の流れ悪くない?どうしたら人流れそう?」「どう矢印貼ったら歩きやすいか実際に歩いてみよう」などの問いかけを続けて準備をしました。
結果として手が空いていた高校生が自分で考えて準備をすることができ質問ややり方はもっと色々あったかもしれませんが、一緒に準備ができて良かったと思いました。企画自体は高校生クイズという企画がスケジュールよりも早く終わってしまったのですが、間をMCの高校生がフリートークで繋いでいてとても大変そうでしたが、なんとか折れることなくやり遂げていてその頑張りに密かに感動していました。2日間突然来た大学生に、人見知りをすることなくむしろ自然に高校生が接して沢山話をしてくれてとても助かりました。
準備の合間に進路の話や、趣味の話等もでき高校生の記憶に何か残っていると嬉しいです。また、新潟エコとのzoom会は受付作業をしていたのでほとんど見れていないのですが、参加した高校生に後から話を聞くと「緊張していたが、楽しめた。フェニックス花火が凄かった」と言っておりオンラインではあるものの地域間での交流ができたのかなと感じています。今後も交流を続ける種が少しまけたかなと思っているので、これから引き続き地域エコとの交流を続け今後何か企画ができればと思っています。
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